赤倉山荘
◯赤倉山荘とは
赤倉山荘は元々林業の労働環境整備や労働力確保の振興を図るために作られました。
その温泉は1644年ごろの記録が残っているため、開湯は350年以上とかなり歴史は古いです。
館内や部屋にも鶴の掛物か多く見られます。これは昔漁師が鶴が温泉で傷を癒しているところを発見し「鶴の湯」と名付けたことが影響しています。その効能の凄さから温泉の名前は知れ渡り、全国から湯治客が殺到したそうです。その人気ぶりから明治二十八年旧陸軍陸地測量部が作った地図にも滑多羅温泉はのっていたそうです。
また傷だけではなく女性の肌も白くなり美人になれるという噂がたったそうで、女性から特に人気があったそうです。
赤倉山荘はまさに秘境の隠れ家的宿のイメージにぴったりです。是非とも一度足を運んでみてください。
◯温泉
温泉の現在の名前は滑多羅温泉 [なめたらおんせん]です。歴史は古く江戸時代の記録が残っているそうです。
泉質は無色透明のアルカリ性です。ぬるぬるしていて渋味がある天然温泉になります。ぬるぬるしている感覚は初めはびっくりするかもしれませんが、それが逆にやみつきになってくるかもしれませんよ。
先述したように美人になると言われているため、「若返りの湯」ともいわれるそうですよ。
△効能
切り傷、冷え性、末梢循環障害、うつ状態、皮膚乾燥症など
◯食事
赤倉山荘さんでは季節にあった食材を活かした料理が楽しめます。宿泊した場合には、食事が、朝と夕についてきます。また食堂もあり、日帰りの方でも食事が気軽に取れます。それぞれご紹介します。
△夕食
夕食には五城目町名物である「だまこ鍋」が食べられます。
だまこ鍋とは「だまこもち」と地元の野菜、お肉をトッピングした鍋料理です。元々は山林労働者が弁当の飯を潰したことが起源だと言われています。
1959年に三笠宮崇仁親王が五城目町でだまこ鍋を食べた際に、大変美味しいと喜んだことから五城目名物になったそうです。
だまこもちはお米を粒が残る程度で丸く固めて作られます。
きりたんぽの原型になったという逸話もあるそうですよ。
現在は赤倉山荘さん筆頭にだまこ鍋には鳥のスープが使われることが多いそうです。
そして、忘れてはいけないのがこちらのだまこ鍋は、だまこ鍋大会で入賞したそうです。
つまり、だまこ鍋の中のでもかなり美味しい方だということです。むしろ、だまこ鍋目的に宿泊もいいかもしれませんよ。
その他にも地元の食材を活かしてさまざまな料理が楽しめます。
季節ごとに献立は変わりますが、一例として冬の献立は
焼魚陶板焼き、刺身、茶碗蒸し、子付け、天ぷら、デザートなどです。飲み物は別途ジュース、ビール、日本酒などから選べます。
その他にも宴会コースがあり4200円です
△朝食
朝食には目玉焼き、ひじきの煮物、しゃけの塩焼き、漬物、ご飯、味噌汁などがでます。
◯食堂
温泉に入らなくても使える食堂です。名物のだまこ鍋はもちろん、だまこがのっている赤倉カレー、牛丼などが食べられます。
△だまこ鍋1240円
△赤倉カレー720円
△牛丼620円
その他各種あり
◯住所
〒018-1853
秋田県南秋田郡五城目町富津内中津又滑多羅3-7
◯連絡先
TEL:018-854-2969/FAX:018-854-2099
◯宿泊料金
1 日帰り(入浴料込、10時?15時) 2 ご宿泊(朝食・夕食込み)、3 素泊まり
1?2名 1、1260円/ 2、7500円/ 3、4260円/1名
3名以上 1、1100円/ 2 、6800円/ 1名3、3600円/1名
小学生 1、1100円2 6800円/ 1名 3、2100円
中学生 1、1100円2、6800円/1名 3、2800円
1F大広間 1、500円/1名 2、6800円/1名 3、2800円
2F大広間 1、900円/1名 2、6800円/1名 3、2800円
◯日帰り入浴
大人300円
小学生100円
◯日帰り入浴
△入浴時間
10時から16時まで
△料金
大人300円
小学生100円
幼児 無料
◯営業期間
休館日 年末年始(12月30日〜1月3日)
[駐車場] 30台以上